この投稿は,iGEM・Synthetic biology(合成生物学)・Japan Advent Calendar 2022の19日目です.
こんにちは、iGEM TokyoTech のLeokenです。Advent Calendartの概念も知らなければ、blogも書いたことないような僕ですが、頑張って書き切っていきたいなと思います。
自己紹介
Leokenです。20歳です。iGEM2021は役職なしのB1として実験をする先輩を後ろから眺めていました。iGEM2022はWet 1/2としてない知恵と体力を絞りながらなんとか1年を生き延びました。そしてiGEM2023ではなんとWet リーダーになってしまいました。正気の沙汰ではありませんが、もう片方のWetがチームリーダーに着任してしまった以上、やるしかありません。気張っていく所存です。
Wetの話
これはWetに限った話ではないんですけどiGEMに参加するメンバーってとにかくやること多いですよね。僕はいつも周りの人をなんでそんなに上手く捌けているのだろうと思っています。キャパシティお化け多い。優先順位の決め方と体力の注ぎ方が上手いんですかね。そこでWetの観点から個人的にやった方がいいことを書いてみようかなと思います。やるべきでないことも書くべきなんでしょうが、残念ながら僕にはそこまでの経験も知恵もありませんのでどなたか書いてくださることに期待しましょう。
iGEM の探索
一番最初に挙げたこれは、要するにiGEMの勉強です。どういった理念でiGEMは開催されているのか、プロジェクトはどのように進めればいいのか、どのような支援を受けられるのか、この辺のことは全部ホームページのどこかしらに書いてあります。評価されたかったら評価する側の考えや求めているものをきちんと洗い出して、その部分を優先的に満たしていくべきでしょう。
そしてiGEMがなんなのかわかってきたら過去チームのWikiを読んでどのようにプロジェクトを進め、どのように評価されたかを調べていくのがいいかと思われます。いわゆるWiki読みです。技術的な知識が満遍なくついていくだけでなく、iGEMの理念の達成の仕方もわかっていくことでしょう。
ちなみにここに書いたことは2021, 2022を通して僕に足りていなかったことです。相手のこともよく知らず、戦い方の定石も調べずにがむしゃらにプロジェクトを進めたわけですが自分の満足する結果を出すことはできませんでした。ですのでこれからWetをやる方も、そうでない方も相手を観察するということはよくやってほしいかなと思います。今年度はこの辺を解消していきたいです。
生命科学の勉強
前項で述べたことはWetに限った話ではなかったのですが、この項はWet色強めになりますね。単純に勉強しようという話です。そもそも勉強しないとWetは何も話はできないですもんね。僕は高校時代に生物を履修しなかった身なので勉強しなかったら間違いなくWetなんてできていなかったことでしょう。輪読会に誘ってくださった方々には感謝しかありません。もし輪読会に参加していなかったら自分でやるやるいって何もしていなかったに違いありません。
個人的に役に立ったのは分子生物学、遺伝子工学、あと今年度のプロジェクトに関係があったウイルス学ですね。前者二つはどんなプロジェクトでも必要になってくるかと思います。今の自分に足りていなくて早急に勉強した方がいいのは微生物学と合成生物学(今更かよ)かと思います。
ここで僕が現在ハマっている落とし穴的なものを紹介しておきます。iGEMのプロジェクト周りのことやりすぎてこういう勉強ができていないことです。普段の僕の生活をのぞいてみるとiGEMの仕事は目ぇかっ開いて(少なくとも自分ではそう思っている) やっているのですが、講義になると寝るか内職しているかになっています。挙げ句の果てに課題は自転車操業のやっつけ仕事です。いつか痛い目を見ることでしょう。尖った知識は確かに必要なのですが、同じくらい広く基礎を固めることも大事です。
適度な運動
最後に至ってはなんの話だという感じですよね。体力の話です。Wetは夏休み基本的に朝から晩まで実験をすることになると思うのですが、まぁ疲れます。そして疲れるとミスります。そしてミスるとやることが増えて……と悪循環に陥ってしまいます。この循環から抜け出すには
- 効率化を図って疲れないようにする
- 疲れが相対的に小さくなるように体力をつける
- 疲れを取れるよう回復を効率化する
といった案が思い浮かぶのですが、これの真ん中にとりあえずフォーカスしようというわけです。一番上に関しては考えながら量をこなすしかないし、一番下に関しては寝るしかないので今から対策できるのは体力をつけることだと思っています。運動しましょう。精神面にもいいと思うので。
働きづめスタイルになるかワークライフバランス重視のスタイルになるかはまだわかりませんが、いずれにせよ体力は必要です。これ書き終わったらジムでも探そうかなと思っています。
Perúの話
ここまで堅苦しい話しかできなくてすみません。頑張って読んでくださった方のためにせめてもの箸休め的なものを置いていこうと思います。2022 Grand Jamboreeの会場近くにあったペルー料理屋(名前忘れた)、美味しかったのでおすすめです。〇〇さんごちそうさまでした。ありがとうございます。
エンパナーダという餃子のような料理
これにて僕のパートを終わらせていただきます。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。今後ともTokyoTechをよろしくお願いいたします。