ある男について

この投稿は,iGEM・Synthetic biology(合成生物学)・Japan Advent Calendar 2022の10日目です.

その男は…

 iGEM TokyoTechのマリルリです。今回のアドベントカレンダーでは、iGEM TokyoTech 2022 の活動を振り返りながら“ある男”について書きたいと思います。

ある男との、出会い

 例年、iGEM TokyoTechは3年生がメインでプロジェクトを進めるのですが、2022では3年生が1人しか居ませんでした。これは恐らくコロナの感染拡大による大学のオンライン化に伴って、サークルへの加入を見送る人が多かったためだと考えられます。 そのため、2年生がメインで活動する事になりました。Wet2人、Dry2人、Human Practice(HP)2人…というような人の割り振りになり2年生がそこに配属される事となりました。 その中で私は「やる人がいないならまぁ、俺がやっていいよ」みたいな消極的な理由でHPを選びました。そこで、もう1人のHPとなったのが今回ご紹介する「ある男」ことB君です。

18禁カレーを食べるB君。辛いから食べられないと彼に渡したら、食べてくれた。

18禁カレーを食べるB君。辛いから食べられないと彼に渡したら、食べてくれた。


ある男の、性格

B君には、初対面の人対するお決まりの挨拶があってそれは「俺、B!君は?」という挨拶です。 一昔前のジャンプの主人公がギリ言うかどうかという挨拶ですが、僕はこれを何度も目にしています。 僕が彼に初めて会った時、この挨拶をされたかは記憶が曖昧ですが、とにかく「濃い人だなぁ」と思ったのは覚えています。 そんな彼の性格を僕は「明るい」と表現しており、プロジェクトを進めていく上で彼の「明るい」性格に助けられたことが多くありました。 僕のせいで実験が失敗した時も真っ先に彼に電話しましたが、「まぁ、気にしてもしょうがないかな」という気持ちにさせてくれました(これが良いのか悪いのかはさておき)。 また、Wetの頑張りについていけない事を申し訳なく思う事も多くありましたが、今振り返ると彼の言動に救われた部分が多くあり、彼と同じ部門でよかったなと思う事は多いです。

ある男との、衝突

 そうは言っても、彼と衝突することもありました。 1年生に協力して頂いたことも多かったですが(1年生の皆さん、ありがとうございました)僕とB君主導でイベントの運営、インタビュー、資料作製、教育系のイベントを行うことが多かったです。 どんなに気が合うヤツがペアだったとしても、方向性やこだわりの違いで衝突することはあると思います。 例に漏れず僕とB君も、主にWikiの内容や表現の仕方の違いで衝突する事が度々ありました。 今思い返すと僕のB君への「まぁ、言わなくても分かるだろ」みたいな良くない信頼のせいでそれが起こっていたなという反省があります。 B君、ごめんね。

地獄のWiki書き後の謎のゲーム時間。チームリーダーに「マリルリ君ってそんなに大きな声出るんだ」と言われました。

地獄のWiki書き後の謎のゲーム時間。チームリーダーに「マリルリ君ってそんなに大きな声出るんだ」と言われました。


マリルリの、抱負

 iGEM TokyoTech 2022には他にもWetにスペイン語が堪能な神がいたり、いつの間にか紅一点になっていた2023のチームリーダーがいたり、B君に完全になめられているリーダーがいたりと、書きたいことは尽きませんがこの辺で終わりにしたいと思います。 2023では2022で叶えられなかったことを出来るだけ叶えつつ、Best Integrated Human Practice目指して頑張りたいと思います。 改めて2022でCollaborationに付き合っていただいたiGEMチームの皆様、ありがとうございました。2023もどうかよろしくお願いします。